■ ID
| 1134 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 持続的な熱採取が可能な地中熱システムのための地質条件の定量化について
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■ 著者
| 松林修
Oasamu Matsubayashi
(独)産業技術総合研究所 濱元栄起
Hideki Hamamoto
埼玉県環境科学国際センター
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2009 |
■ 誌名・巻・号・年
| 日本地熱学会2009年平成21年京都大会、平成21年12月1日 |
■ 抄録・要旨
| 本発表では、温度範囲が50℃程度までの中低温の地層水を利用して熱エネルギーを持続的に採取するために必要な地質学的な条件や水理学的な条件について考察をおこなった。この考察には関東平野の埼玉県下で計測した坑井内温度の詳細データを用いている。具体的には、地層内における地層水が単位時間当たりどれだけ新たに接触できるかという条件から定常的な熱出力を見積もった。これらの検討結果から関東平野においても地中熱エネルギーを有効に採取できることがわかった。地中熱エネルギーの利用は、二酸化炭素の抑制にも有効であり、今後もこのような研究を進め、普及につなげていくことが重要である。
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■ キーワード
| 熱エネルギー、坑内温度、地層水、地中熱 |
■ リンク先URL
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